おすすめマイレージカード

旅好きなら一度は手にしたことがあるであろうマイレージカード。期限内に特 典交換できるだけのマイルがたまらず、引き出しに眠らせている人が多いと思う。  ところが、最近になって「陸(おか)マイラー」という言葉が登場し、マイレー ジカードが注目を集めているのをご存知だろうか。中心はANAとJAL。多く の会社がポイントサービスを始めたことをきっかけに、クレジットカードのポイ ントやそのほかのポイントを移行・集約できるようになり、年何回かのフライト でためていた時代とは比べ物にならないほどマイルがためやすくなったのだ。今 や工夫次第では、毎年タダでハワイに行けるほどのマイルがたまってしまう。

このサイトは、ほとんど飛行機を使わない人が、陸だけで普通に(無理せず)買い物 をして。知らないうちにマイルがたまる”方法を紹介する。数カ月後にはたまった マイルに夢中になり、1年後にはハワイヘの特典航空券を手にしているだろう。

航空会社のマイレージプログラムが根強い人気 だ。「マイルをためるとタダで飛行機に乗れる」 という特典は明快かつ魅力的。だが、「飛行機に はあまり乗らないから、自分にはムリ」と決め込 んでいる人もまだ多い。

ここは、そんな人のために。飛行機にほとんど 乗らなくてもマイルがガンガンたまるテクニッ ク”を伝授する「陸マイラーのススメ」だ。

とはいえ、身構える必要はない。専門的なテク ニックはいらない。航空会社が発行しているカー ドを作って、ふだんの買い物に積極的にそのカー ドを使っていくだけでいい。すると、月々の利用 金額に応じてマイルがもらえたり、ポイントを効 率よくマイルと交換できるから、毎月確実にマイ ルがたまっていくのだ。さらに、マイルが大量に たまる提携店もどんどん拡大中。

ズバリおすすめするカードは、ANA マイルを集めるなら「ANA VISAカード」、JA Lマイルを集めるなら「JALカード Suica」だ。

おすすめの理由は、両カードが「電子マネー」機能 付きのカードだから。どちらもクレジット払いで電子 マネーをチャージ(入金)できるため、電子マネーの 利用が間接的にマイル獲得に結び付く。ここがミソだ。

100~200円の支払いではカードを使うことに 躊躇してしまうという人も、電子マネーなら気楽に 使えるはず。「クレジット払いは不可だが、電子マネ ーなら使える」といった店もある。つまり航空会社の カードが1枚あれば、生活費の大半をクレジット払い できるようになり、利用金額に応じたマイルを一気に 獲得できるというわけだ。

飛行機に乗らずに一体どれくらいのマイルがたまるのか。こ こでは30歳・ひとり暮らしの独身男性が、1ヵ月でた められるマイル数を試算してみた。食費、光熱費、電話・ネッ ト代、交通費など、普通に暮らしていれば必ずかかる「固定費」 だけでも約7万円。さらに飲み代や洋服代、娯楽費などを足す と、個人差があるとはいえ、月に15万~18万円程度は確実に出 費しているはずだ。

これらのほとんどをANAカードで払うようにすると、例え ば17万円の出費では1700マイル、つまり1年間で約2万マ イルにもなる。すでにグアム往復航空券が手に入るが、このサイト 「もっとためる!・編」ではマイル をその倍の4万マイル(=ハワ イ往復航空券)にする技も紹介 する。ぜひ挑戦してみてほしい。

マイルを効率よく貯めるための心得

マイルを確実にためたいなら、心がけておきたいことがいくっかある。下に「マイラーの心得」としてまとめたので参考にしてほしい。上から3つは、クレジットカードと電子マネーをいかに使いこなせるかが獲得マイル数を大きく左右する分岐点になるということ。これさえ守れば、あとは黙っていてもかなりのマイルがたまるはずだ。残りの「提携店」と「キャンペーン」も、マイルを効率よくためるためには欠かせないが、特に各航空会社のウェブサイトで告
知されるキャンペーンは、ボーナスマイルを獲得できる絶好のチャンスなので、こまめにチェックするようにしたい。


ANAカードの充実ラインナップ 旅好きならワイドカードも魅力

ANAカードを発行するカード会社は、三井住友カード以外にもJCB、ソニーファイナンス、ダイナースの計4社がある。また、三井住友カードとJCBは、通常の「一般」カードのほかにグレードやサービスが異なる「ワイド」「ワイドゴールド」という上級力ードも発行している。

まず一般カードでは、国際ブランドやカード会社のサービス、ポイント制度などに違いがある。イチオシは三井住友カードのANA VISAカードだが、こだわりがあるならほかのカード会社を選んでみてもいいだろう。また、「ワイド」「ワイドゴールド」は年会費が高いが、海外旅行保険や搭乗時のボーナスマイルが充実しており、旅行でのメリットは大きい。頻繁に旅行に行く人には一考の価値があるといえよう。